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FIT固定価格買取制度とは

FITの概要について

2011年8月26日に「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」が成立しました。これに基づき、2012年7月1日より固定価格買取制度(Feed-in Tariffs のこと。以下、FIT と表記)がスタートしました。

FIT とは、太陽光や風力、水力、地熱、バイオマス等といった再生可能エネルギー源を変換して得られた電気を、国の定める価格で一定期間、電気事業者が買い取ることを義務付けた制度のことです。原則として、再生可能エネルギー源を変換して得られた電気の買い取りに要した費用は国民が電気代の一部として払う賦課金によって賄われます。

制度開始後、特に太陽光発電を中心に、着実に普及が進んでいます。しかし、電気利用者の負担増加や、発電設備が長期間開始されない未稼働の案件の増加など、種々の問題も明らかになってきました。再生可能エネルギーを一層普及させながら、これらの問題を解決するために、固定価格買取制度は2017年4月に法律が改正されました。

新しい制度では、再生可能エネルギー発電事業を適切に実施できるかどうか、事前に事業計画を通して確認することとなります。

FITと木質バイオマス

発電に使用する木材の種類と買取価格

「FITの概要」で先述したように、バイオマスは再生可能エネルギー源とされており、それには木質バイオマスも含まれています。 

バイオマスをエネルギー源とした2018(平成30)年度の電気の調達価格を上表に示します。燃料区分や発電出力によって、電気の調達価格が設定されています。これは、再生可能エネルギー電気の調達価格が、再生可能エネルギー発電設備の設備設置や運転・維持に要する費用のほか、燃料調達に要する費用等を考慮して決められているためです。 

木質バイオマスの燃料調達費用は、山間部からの材の収集・運搬を含んでおり、FIT を活用した林業活性化が各地で始まっています。